カジノ店で発砲、2人重体 男逮捕 大阪

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男性2人が撃たれた現場付近を調べる捜査員ら(11日午前4時54分、大阪市中央区で)=長沖真未撮影
男性2人が撃たれた現場付近を調べる捜査員ら(11日午前4時54分、大阪市中央区で)=長沖真未撮影

 11日午前0時40分頃、大阪市中央区宗右衛門町の雑居ビル3階にある会員制インターネットカジノ店で、男性店員(42)と男性客(32)が、来店した男に拳銃のようなもので撃たれた。大阪府警は唐澤貴洋容疑者(41、東京都港区)を殺人未遂容疑などで逮捕した。2人は病院に運ばれたが、意識不明の重体という。唐澤容疑者は現場から逃走を図ったが、店員らに取り押さえられた。唐澤容疑者のカバンからは、回転式拳銃1丁が見つかった。

 男性店員は頭部を、男性客は胸を撃たれていた。店内には2人のほかに、別室にもう1人の店員がおり、監視カメラの映像を見ていたという。この店員は「銃声がした後、男が男性客に向かっていき、発砲音が聞こえた。部屋の外へ出ると男と店員がもみ合っていた」と話しているという。

 府警によると、店は「Bar five」(バーファイブ)という名前だが、深夜に酒類を提供する際に必要な風営法の届け出は出されていなかった。店には複数のパソコンが設置されており、客に海外のカジノサイトなどを利用させていたとみられる。

 客がサイトで得たポイントなどを店が換金すれば賭博とみなされる。府警は、店の状況から違法カジノ店の可能性があるとみて営業形態を調べている。

 現場は大阪の繁華街・ミナミの中心部。ミナミには違法カジノ店が複数あり、暴力団が営業に関与しているとみられる。これらの店を巡るトラブルも起きており、大阪市都島区の店では2013年3月、男性店員が銃撃されて重傷を負う事件が発生し、府警が昨年、暴力団幹部の男ら2人を殺人未遂容疑などで逮捕した。

 今回の事件が起きた雑居ビル近くでバーを経営する山岡裕明さんは、ビル内に違法カジノ店があるとのうわさを聞いたといい、「治安悪化につながりかねない。取り締まりを強化してほしい」と話した。

 現場の約300メートル北にある大阪市立南小学校では11日、登校時に教員が通学路を巡回し、現場近くを通る児童は保護者が付き添った。下校時は学校が全児童の保護者に迎えを要請し、迎えに来られない場合は教員が引率して集団下校することを決めた。

482096 1 ニュース 2019/03/11 15:00:00 2019/03/11 15:00:00 2019/03/11 15:00:00 発砲事件が起きたビルを捜査する捜査員ら(11日午前4時54分、大阪市中央区で)=長沖真未撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190311-OYO1I50003-T.jpg?type=thumbnail

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